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9)11月22日に医療用肥満症治療薬が薬価収載へ!

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● この商品は『GLP-1受容体作動薬』で、既に2型糖尿病治療薬として販売されているものと同一成分ですが、別の効能として、GLP-1受容体を介して、脳における食欲の調節機構に作用して、食欲を抑える効果、さらに、胃腸の動きを弱めて満腹感を持続させる働きがある事が分かり、肥満症患者さんに対する医療用の『肥満症治療薬』として、今年の3月に承認が得られ、この度、薬価の収載が行われました。

● 国内では、2型糖尿病治療薬として販売されている『GLP-1受容体作動薬(インスリンの分泌を促して血糖値を下げる働きがある)』は4社、『GIP/GLP-1受容体作動薬』が1社から販売されています。また、今回のような肥満症治療薬として、『GLP-1受容体作動薬』関連薬剤の開発を進めている会社が数社あります。

以上の事を考慮すると、「美容、痩身、ダイエット」の目的で『GLP-1受容体作動薬』の適応外使用(自由診療)で使いたいと考えている方は、安全性の面でのリスクが高いことを知る必要があります。また、糖尿病患者さんに、治療剤が行き渡らない社会問題は無視できないと思われます。
 先ずは、食事療法、運動療法を十分行って、同時に保健機能食品や健康食品も活用して、体重のコントロールを行う事をお勧めします。
 今後数年以内に、今回のような、医療用の肥満症治療薬がさらに開発され、販売されると、これらの治療薬に対する使用ガイドライン及び適正使用指針等が整備され、より安全で有効な治療が受けられるものと期待されます。

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